代表メッセージ - トロンボーンレッスン教室 Sliding Master Club|東京 渋谷区 京王線 笹塚 幡ヶ谷

代表メッセージ

トロンボーンレッスン教室「Sliding Master Club」代表:岩崎浩

トロンボーンレッスン教室
「Sliding Master Club」
代表 岩崎 浩

トロンボーンレッスン教室「Sliding Master Club」のホームページにお越し下さいまして、誠にありがとうございます。

当レッスン教室は「Sliding Master Club」という看板を掲げてはおりますが、講師から運営まで代表であります私、岩崎浩が全て一人で行っております。したがいまして「Sliding Master Club」=「岩崎浩トロンボーン教室」と認識していただいてかまいません。

当レッスン教室では、ただ単なる「講師」と「生徒さん」という関係ではなく、昔ながらの「師匠」と「弟子」のような深い信頼関係の中での技術や伝統の継承のような形を理想と考えています。
運営上、レッスン時間、料金等システム化してはおりますが、基本的に「近所の岩崎さんのところにトロンボーンを習いに行く」というような感覚でよいと思います。

なお、みなさまからお預かりする個人情報の取り扱いについては個人情報保護に関連する法令を遵守し、
細心の注意を払っておりますので、どうぞご安心下さい。

さて、以上のご説明から「Sliding Master Club」は岩崎浩というトロンボーン奏者が教えている(運営している)教室であることはお分かりいただけたと思いますが、このサイトをご覧の多くの方は「岩崎浩っていったいどんな人なの?」という疑問をお持ちのことかと思います。トロンボーン奏者、音楽家としての経歴についてはプロフィールをご覧いただければお分かりいただけると思いますので、ここでは自己紹介という形でプロフィールとは少し違った角度から私のトロンボーン人生について書かせていただきます。

【自己紹介】

私は、10才の時に小学校の鼓笛隊でトランペットを始め、中学からトロンボーンに転向、
中学~高校では吹奏楽(主にバストロンボーンを担当)、大学ではビッグバンドに所属、
大学卒業と同時にプロとしてのキャリアをスタートし、現在に至ります。

ですが、決して順風満帆なトロンボーン人生ではなく、
子供の頃からの夢であった音楽家という職業を具体的な実現目標として考えはじめた大学生の頃、
大きな壁にぶち当たります。

それまでトロンボーンのレッスンはおろか音楽の専門教育を全く受けた経験のない私にとって、
プロの音楽家になるということはあまりにもハードルが高過ぎました。

しかも入学した大学は音楽とは全く関係のない普通の大学。
(両親の猛反対で音楽大学には進学できなかった)

今思えば、大学入学したての頃の私のトロンボーンの技量、音楽的知識は本当にひどかった。
これでプロの演奏家になりたいなんて無謀にも程がある。

ただ、熱意と情熱だけは誰にも負けていなかったようで、毎日朝9時から大学近くの河原で個人練習、
夕方からは大学でビッグバンドの練習に参加する日々(当然授業にはほとんど出ない)。

大学時代はほぼ毎日8時間~10時間は練習していました。

それだけがむしゃらに練習していた理由は、
もちろんプロになりたいという強烈な思いが一番でしたが、
それとは別に「音大生には絶対に負けたくない!」
という妙な反骨精神みたいなものが自分の中に何故か芽生えたんですね。

おそらくこれは音大に行けなかったという悔しさからくる反動だったのだと思いますが、
意外とこの反骨精神が自分をがむしゃらに練習に向かわせる起爆剤となったようです。

そして、大学時代に二人の素晴らしいトロンボーン奏者に出会う機会に恵まれ、
師事できたことは私のトロンボーン人生において非常に大きな転機となりました。

お一人は当時スタジオ・ミュージシャンとして大活躍中の早川隆章氏、
そしてもうお一人は日本を代表するジャズ・トロンボーンの名手、原田靖氏。

早川さんにはトロンボーンの基本的な練習方法、
ジャズ・タンギング、ジャズ・フレージングから音楽業界の生き方まで教わり、
原田さんには徹底的にアドリブを叩き込まれました。

このお二人との出会いが無ければ今の自分は無いと言っても過言ではありません。

中学、高校と自己流でなんとなくトロンボーンを吹いていたのですが、
師匠に師事して初めて、いかに今までの自分の奏法が間違っていたのかに気付かされました。

自己流の奏法では到底プロでは通用しないということも思い知らされ、
奏法の大改造に取り組むことになります。

大学時代は奏法上の問題からすぐにバテて音が出なくなる、
音域の上限はハイCを出すのが精一杯、音程にも難ありで酷いものでした。

大学卒業後、たまたま運良く友人の紹介でプロとして仕事を始めることになるのですが、
プロになってからもやはり奏法の問題は抱えたままでした。

25歳頃になってようやくハイFを曲中でも出せるようになり、
本当の意味で奏法上の悩みから解放されたのは30歳を過ぎてからでしょうか。

つまり奏法改善に10数年はかかったことになります。

その間、ありとあらゆる奏法に関する書籍を読み実践し、
海外の著名演奏家のクリニックがあれば参加したりして、
奏法改善のヒントを探していました。

その試行錯誤の中で培った独自のトレーニング法、
奏法に関する考え方は自分にとって非常に大きな財産となっています。

以上のように、私は音楽エリートとは全く無縁、トロンボーンの奏法に関しては長年本当に苦労してきました。そんな私だからこそ現在奏法に悩んでいる方、伸び悩んでいる方の気持ちは痛いほどよく分かりますし、きっと問題解決の糸口、上達のための正しい練習方法などをアドバイスできると思います。
私が過去に二人の素晴らしい師匠との出会いから救われたように、今度は私が奏法に悩んでいる方の何らかの手助けをすることができればとても嬉しく思います。

トロンボーンレッスン教室 Sliding Master Club
mellowtone studio
代表 岩崎 浩

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